団塊世代に新規就農
政府は6日、2005年度版農業白書(食料・農業・農村の動向)を閣議決定した。農業の構造改革を加速して競争力を強化するため、一定規模以上の農地を持つ「担い手」と呼ばれる大規模農家を育成していく必要性を強調。新規就農者として、07年以降、定年退職を迎える団塊世代に強い期待を示した。
具体的な対応策としては、農業法人の設立や集落営農の組織化の促進を挙げている。さらに新規就農者については近年、団塊世代など中高年層が中心になっている点に注目し、「意欲と能力のある人材を、多様な形態で農業労働力として確保していくことが重要」と指摘。都会で暮らしてきた団塊世代で定年後に「田舎暮らし」を希望する人などを対象とする農業研修の充実や、集落営農支援といった施策を通じて、中高年層の就農を促していく方針を打ち出した。
実際問題、団塊世代のどれ位の方が田舎暮らしを希望されているのでしょうか?
全国の55歳以上60歳未満の会社員、公務員500人から回答を得た、野村総合研究所(2005年11月18日発表)のネットアンケートによれば、
60歳を過ぎても…
- 「仕事を持ち続けたい」とした人は78.2%
- 「もう仕事はしない予定」の人は15.6%
- 「わからない」と答えた人は6.2%
また、仕事を続ける理由(複数回答)としては、
- 頭や身体をなまらせないため62.7%
- 経済的な理由、老後の生活資金のため60.9%
- 自分の生きがいや、やりがいのため48.1%
- 家にずっといるのは嫌だから36.1%
- もっと社会に役立ちたいと思うから30.2%
などが挙がっています。
なお、「希望収入は、月10万円以上30万円未満が66.2%」である事から考えても、仕事一筋で来られた団塊世代の方々は、退職後の生活不安もありますが、それ以上に「精神的な部分の充実」を望まれている事がわかります。
団塊世代の方が退職後にやってみたい事は
- 国内外への旅行が68.4%
- 自然散策、ハイキング、まち歩きが38.8%
- ボランティア活動が26.8%
- スポーツ、体づくりが26.0%
- 映画鑑賞が24.0%
- 田舎暮らし、田舎と都会の行き来が23.2%
- 海外長期滞在23.0%
となっています。
この田舎暮らしをしてみたいと回答した方の内、はたして何パーセントの方が新規就農を希望されているのでしょうか?
新規就農情報→いなか暮らしIターン、いなか暮らし支援サイト

